通知

先週末に一通の厚めなA4サイズ封筒が届いた。
発送者を見て、いつもと違う封筒に直ぐ「ついに来た!」そう直感した。


封筒の発送者は「骨髄移植推進財団」つまり骨髄バンクだ。


封を切ってみると案の定書いてあった。
「この度、貴方様と骨髄バンクに登録されてる患者さんのHLA型(白血球の型)が
 一致し、ドナー候補者のおひとりに選ばれました。」


骨髄バンクに登録していても骨髄を提供するかどうかはその時の状況で本人の意思に任せられる。
数百人に一人から数万人に一人の割合で一致するHLA型。
同じ白血球の型をもつ何処かの誰かが病気に苦しんでる。
これは迷うことじゃない、提供しないと。そう思った。
でも自分だけでは決められない問題でもある。
一つは家族の同意が必要であるということ。
これは骨髄バンクに登録する際、親に確認したからたいした問題じゃない。
もう一つは骨髄を採取する時4日から一週間程度の入院が必要なことだ。
つまり仕事を一週間休まなければならないので上司の許可を取っておかなければならない。


次の日、会社で部長に話しをしてみた。
結果は、現場に支障を来たさなければいいと了解を得れた。
もし合意を得られないような会社だったら辞めてやると考えてたので
救われた。





時期的には11月の後半、骨髄提供の入院をするかもしれません。
「するかもしれない」というのも提供までに条件や再確認検査で
不適合になり提供まで行かないことだって少なからずあるからです。
せっかくブログをやってるのでこれから骨髄提供までのことを綴っていこうと思います。


人を救うことが出来るなんてそうそうない機会だからこれはチャンス!